島での子育ては魅力的?!その1〜出産から見た離島の医療に関して〜

何事にも良し悪しは隣り合わせで存在すると思っている私です。
田舎(佐渡島)での子育てに関しても、同じことが言えると思っています。
佐渡で子育てをはじめて思ったこと感じたことをまとめます。
都会での出産と田舎での出産の違い
私の初めての出産は、旦那の転勤先の新潟市内について行った時でした。
そして2回目の出産は、佐渡に戻ってきてからになりました。
新潟市内では、いくつかの病院を候補に選ぶことができましたが、佐渡で出産ができる病院は一つです。
医療内容的にはおそらく大差はないのだと思います。
気持ちの部分においては、担当してくださる先生や看護婦さん次第だと思うので、これも地域差はあまり関係ないと思います。
(つまり、どちらの病院でも、病院のスタッフには両タイプあったと思っています。親切で何でも話せる先生や看護師さんもいれば、そうでない人も・・・)
気になるポイントは、新潟では病院が多いので、病院を選ぶことができます。 その為、病院が色々と特徴を出した取り組みをしていることがあります。
新潟の病院では、妊娠中のマタニティーヨガや、退院後のベビーマッサージや撮影会など、こういうサービスを利用することができ、同じ時期に出産した人同士の交流の場がありました。
また入院中においては、出産後のお祝い膳(フランス料理店提供のフルコース)や毎日のおやつの時間が楽しみでしたし、リフレクソロジーなども体験することができました。
これらのサービスは、出産においては必須ではないかもしれませんが、明らかに快適に過ごせるサービスだったと思います。
特に良かったのが、助産師さんからの母乳育児指導や母乳マッサージなどを受けることができたこと、沐浴指導を我が子で体験させてもらえたことです。
初めての出産で、これまで赤ちゃんとの接点が全くなかった私にとって、手取り足とりで教えてもらい、相談できたことは、非常に心強かったです。
対して、佐渡での出産は、こういう取り組みがありませんでした。
2人目だったのが幸い、沐浴指導もビデオを見るだけで、大人しくお湯に浸かっている赤ちゃんの映像を見ただけでした。
(大人しくお湯に浸かる??!実際はそうともいかない事多々ありますよね〜^^;;;)
新潟の病院は母乳育児を推奨していたので、かなり手厚く指導してもらいましたが、佐渡の病院はそういう事もありませんでした。
(これは選ぶ病院の考え方にもよると思いますが。)
新潟の病院を選んだ私の基準は、母乳外来があった事、小児科も併設されていた事の2点の要素が強くて、これに関しては佐渡の病院も同じ条件ではあります。
出産においては、親族が来やすい場所という部分が大きいと思うので、過剰なサービスは必要ないとも思います。
でも、できれば少しでも心地よく過ごせる方がいいと思うので、佐渡での出産、今度の取り組みに期待したいなと思います。
田舎移住などを検討されている方が、気をつけるべきことは、例えば持病のある人は、頼れる専門医がいるかは、重要だと思います。
選択肢があるという点では、病院の数が多い地域は田舎より有利で、私はダイレクトにその事を感じています。
総合病院もありますし、開業医もいる佐渡ではありますが、その病院しかないからそこに行くという状況もあり、1箇所に集中するためにかなり混雑することもあります。
こういう部分は、田舎の問題点ではありますね。
けど、コロナウイルスの大流行がきっかけに、オンラインでの受診が一気に進みそうですね。
これにより、改善できることは大いにあるなと期待をしている私です。